総合電子書籍ストア「BookLive!」と「三省堂書店」、戦略的パートナーシップを構築

「電子書籍ストア」と「リアル書店」の連携による書籍市場の拡大と新たなビジネスモデルを創出

 株式会社BookLive(本社:東京都台東区、代表取締役社長:淡野 正、以下:BookLive)と株式会社 三省堂書店(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:亀井 忠雄、以下:三省堂書店)は、本日、「電子書籍ストア」と「リアル書店」の連携による書籍市場の拡大と新たなビジネスモデルの創出を目指し、事業提携および戦略的パートナーシップを構築していくことに合意しました。グループの枠組みを越えた「電子書籍ストア」と「リアル書店」の提携は、国内で初めての事例です。今回の提携により、他の電子書籍サービスにはない、ネットとリアルが連携した書店ならではの新たなサービスを実現します。

 今回のBookLiveと三省堂書店の事業提携では、『BookLive!』会員とクラブ三省堂会員の連携、両社の書籍販売を中心としたサービスの連携等を軸に、①ネットとリアルの書籍サービスを連携させた相互のターゲットを補完する幅広い層への情報提供と相互送客、②三省堂書店内での電子書籍販売と決済システムの連携による新たなサービスの開発、③ネットとリアルを連携させた新たな販促プロモーションの実施、④『BookLive!』および三省堂書店で購入した書籍情報をユーザー自身が一元管理することを実現する等、書籍販売を中心とした多面的なサービスの提供が可能となり、多くの事業シナジーを生み出す施策を計画しています。電子書籍と紙の書籍の売上げ拡大を実現すべく、デジタルや紙といった形式にとらわれず、ユーザーと書籍の接点を最大化し、「読者がいつでも、どこでも読書を楽しめる環境」づくりを推進していきます。

 三省堂書店は、創業130年を迎え、国内35店舗、海外5店舗、外商10拠点に書店業務を展開しております。また、従来の書店事業にとどまらず、日本初の店頭オンデマンド出版を実現した「エスプレッソブックマシーン」の導入をはじめとして、お客様に幅広く情報を提供する「インフォメーションリテーラー(情報小売業)」としての書店を目指しています。

 BookLiveは、凸版印刷株式会社をはじめとするトッパングループに属し、日本最大級の電子書籍取次事業を展開する株式会社ビットウェイの子会社として、設立されました。現在、約4万点の書籍数を誇る日本最大級の電子書籍ストア『BookLive!』の運営と、電子書籍の配信プラットフォームの提供を推進しています。ユーザーの利便性を第一に、端末を問わずに電子書籍が楽しめる環境(マルチデバイス、マルチキャリア対応)の実現を目指しています。

 事業シナジーの実現に向けた具体的な施策については、2012年春を目処に、詳細が決定次第、順次発表を行います。

以上

■株式会社三省堂書店について
 三省堂書店は、1881年の創業以来 論語の曽子「吾日に三たび吾が身を省みる」から頂いた社名に基づきお客様から信頼され、常に新しいものをお客様に提案することを目指して、書店を運営しています。
●コーポレートサイト             http://www.books-sanseido.co.jp
●ツイッターリスト                  @JiuJiq_sanseido/grup-sanseido

■株式会社BookLiveについて
 「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」 を企業理念とし、2011年1月にトッパングループの電子書籍ビジネスを担う会社として、設立されました。電子書籍ストア「BookLive!」の運営と電子書籍配信プラットフォーム事業を行っています。
●電子書籍ストア「BookLive!」 http://booklive.jp/
●コーポレートサイト  http://www.booklive.co.jp/


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