BookLive、画像マッチング技術で「現実世界」と「電子書籍」を繋ぐ画像認識アプリ「BookLive!カメラ(仮)」を「東京国際ブックフェア」に出展
国内最大級約18万冊の電子書籍を取り扱う株式会社BookLive(本社:東京都台東区、代表取締役社長:淡野 正、以下:当社)は、スマートフォン/タブレットなどのカメラ機能を利用し、書店店頭で本の表紙を読み込んで、すぐ電子書籍を購入できたり、観光地などの屋外で「街のランドマーク」を読み込んで、その場所に関連した書籍を検索・購入ができる、新しいコンセプトの画像認識アプリ「BookLive!カメラ(仮)」を、7月3日から東京ビックサイトで開催される「東京国際ブックフェア」に出展します。
本アプリはBookLiveが保有する膨大な書籍のデータと画像マッチング技術を最大限に活用しました。本アプリの利用により、従来の文字入力による検索を中心とした電子書籍の買い方が変わります。スマートフォンやタブレットで、本の表紙やポスターなどに印刷された画像、屋内外の名所旧跡や建物などのランドマークを読み込むと、関連する電子書籍が表示され、すぐに書籍情報の取得や購入が可能となります。
■アプリの特長
・本の表紙をカメラで取り込んで、電子書籍を簡単に検索・購入できる
・本の画像(ポスターやカタログ)を取り込んで、電子書籍を簡単に検索・購入できる
・街中のランドマークをカメラで読み込むことで、関連書籍を検索・購入できる
■本アプリの利用方法
■事業展開の可能性
①書店の店頭: 「カメラ機能を利用して、本の表紙を読み込み、電子書籍を購入」*1
ユーザーは、本アプリを利用することで、BookLiveと連携した書店において、 『店頭で書籍選ぶ⇒表紙の画像を読み込む⇒電子書籍を検索⇒購入』と、書店での電子書籍探しから購入までのスムーズな流れが可能となります。
本アプリに搭載されたGPS機能により、電子書籍が購入された書店をBookLiveが特定し、購入された書店に対しBookLiveから販売手数料を戻す仕組みにより、書店は電子書籍販売の売り上げを得ることができます。さらに、書店に在庫が無い書籍でも、カタログやポスターなどに記載された書籍の画像から、本アプリを経由し、BookLiveの電子書籍ストアに誘導することで電子書籍を販売することができます。在庫切れによる機会損失を軽減できる上、狭いスペースでもより多くの書籍を販売することが可能になります。
当社は、昨年よりインターネット上の電子書店では難しい「書籍との偶然の出会い」を実現するため、ジャンルを横断してより多くの書籍と接触できる場として、書店との連携を積極的に進めてきました。今後はさらに本アプリを活用して、新たな書店連携スキームを展開していきます。
*1 ビジネスモデル特許出願中。
②観光地などの屋外: 「カメラ機能を利用して、ランドマークを読み込み、電子書籍を購入」
観光スポットや名所旧跡などで、本アプリを利用することで、対象物(ランドマーク)に関連した書籍がポップアップで画面に表示され、その場で書籍を購入することが可能となります。*2
『街が書店になる』従来にない取り組みです。
例えば、東京スカイツリーを訪問した際に、スカイツリーをカメラで読み込み、関連書籍を購入する、といったことや、旅行先の名所を読み込んで、その地域のガイドマップや歴史関連書籍を購入するも可能になります。
*2 キャリアが提供する通信エリア内の場合
当社は、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に利用できる電子書籍」を標榜し、昨年には独自のコンセプトに基づいた電子書籍端末を発売するなど、新たな電子書籍サービスの展開を進めています。書店との連携では、2013年6月に連携書店数が100店舗を越えており、今回のアプリを軸に書店との新たな連携を進め、国内電子書籍市場における、存在価値の向上を迅速に進めていきます。
【株式会社BookLiveについて】
BookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念とし、トッパングループの電子書籍ビジネスを担う企業として設立されました。読者の利便性を最優先に、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に本が読める環境」の実現を目指し、事業を展開しています。また、設立以来、業界を牽引する様々な企業と連携し、新たなビジネスモデルを創出するなど、電子書籍の新たな可能性の探求を続けています。
●電子書籍ストア「BookLive!」 http://booklive.jp/
●コーポレートサイト http://www.booklive.co.jp/
●「BookLive!Reader Lideo」ECサイト http://direct.booklive.jp/shop/contents/top/
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