総合電子書籍ストアBookLive!「2016年10月人気ランキング」を発表

マンガ・書籍の最新動向を分析

 国内最大級約53万冊の電子書籍を取り扱う株式会社BookLive(本社:東京都港区、代表取締役社長:淡野 正、以下:当社)は、総合電子書籍ストア「BookLive!」にて、独自に集計した「BookLive! 201610月人気ランキング」を、本日発表します。(集計期間:2016101日~20161031日)

 各ジャンルランキング第1位はほぼ映像化作品となりました。ユーザーが作品をより楽しむ手段として読書を取り入れる傾向がみられます。

 男性マンガランキングでは、シリーズラストを飾る映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」が公開中の『闇金ウシジマくん』(真鍋昌平/小学館)が第1位となりました。BookLive!の中心ユーザー層である30代男性群からの熱い支持を受けています。第6位の『生贄投票』(江戸川エドガワ・葛西竜哉/講談社)は、ネット広告で話題になったサバイバル作品でランキングの中で異色の上位となりました。スマホ画面に表示される「生贄投票」という言葉のインパクト、生贄に選ばれた者には"社会的"死が与えられるという刺激的な内容が、ユーザーの心を揺さぶっているようです。

 女性マンガの第1位は、『逃げるは恥だが役に立つ』(海野つなみ/講談社)。雇用主と従業員の“契約結婚” “シェア婚”という一風変わった設定が話題を呼んでいます。また、BookLive!では10月の1ヶ月間、本作品のキャンペーンを実施した結果、20~40代の女性ユーザーを中心に広く読まれました。一方で、各年代ある程度の男性ユーザーもいることから、昨今の「結婚したくない男性」急増に反し、“契約結婚”という形態に関心がある男性もみられました。

 ライトノベルランキングでは、2014年の映像化で最初に話題を集めた“ダンまち”こと『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(大森藤ノ・ヤスダスズヒト/SBクリエイティブ)が、衰えぬ人気でライトノベルの第1位に輝きました。最新巻が配信されたのをきっかけに、既存ユーザーだけではなく、新規ユーザーにも読まれています。新作OVAが発売されることも話題になっています。

 文芸の第1位は『小説 君の名は。』(新海誠/KADOKAWA / メディアファクトリー)。今年の映画界最大のトピックの一つ「君の名は。」の監督自ら書き下ろした原作小説。本映画の大ヒットは、配給会社である東宝の業績を上方修正するほどの影響を与えたとも言われています。また、10月はキャンペーンを実施したこともあり、BookLive!では特に文芸・ライトノベルのジャンルにおいて、KADOKAWAグループの作品が多くランクインしています。

 ビジネス・実用の第1位は『最強の働き方―世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』(ムーギー・キム/東洋経済新報社)。「東洋経済オンライン」の人気コラムニストで「グローバルエリート」と呼ばれる著者が2年半の歳月をかけて「仕事のIQ」の高め方について書き下ろした作品。仕事と人生の両立、楽しみ方を教えてくれるという声が寄せられています。BookLive!では30~40代男性ユーザーを中心に読まれており、ビジネスマンがよりよい働き方・暮らし方を求める志向がうかがえます。

 当社は今後も、さまざまな電子書籍作品を配信し、ユーザーの皆さまに便利で楽しい読書体験を提供していきます。

■男性マンガランキング

■女性マンガランキング

■ライトノベルランキング

■文芸ランキング

■ビジネス・実用ランキング

■最新のBookLive!ランキングページ
https://booklive.jp/ranking/day


【株式会社BookLiveについて】
 BookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念とし、電子書籍ビジネスを担う企業として設立されました。読者の利便性を最優先に、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に本が読める環境」の実現を目指し、事業を展開しています。また、設立以来、業界を牽引する様々な企業と連携し、新たなビジネスモデルを創出するなど、電子書籍の新たな可能性の探求を続けています。
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●コーポレートサイト            https://www.booklive.co.jp/


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