約9万5000冊の電子書籍サービスを誰もが簡単に利用できる電子書籍専用端末『BookLive!Reader Lideo(リディオ)』

通信料不要のWiMAX搭載、国内で使用される主要電子書籍フォーマットに対応した 電子書籍端末を8,480円(税込)で提供

 国内最大級 10万冊以上の総合電子書籍ストアを運営する、株式会社BookLive(本社:東京都台東区、代表取締役社長 淡野 正、以下:BookLive)は、「いつでも、どこでも、だれにでも。読みたい本を読みやすく」を実現するため、株式会社 三省堂書店(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:亀井 忠雄、以下:三省堂書店)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 遠藤信博、以下:NEC)、UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長  野坂 章雄、以下:UQ)と共に、新しい電子書籍専用端末『BookLive!Reader Lideo(以下:Lideo)』を価格8,480円(税込)にて、12月10日より、三省堂書店および総合電子書籍ストア「BookLive!」等において販売を行います。

 従来の電子書籍サービスの多くは、本を読むまでに、たくさんのプロセスが必要で、誰もが気軽に使えるものではありませんでした。『Lideo』は、煩雑な手続きを面倒に感じるシニア世代や、電子機器の操作が苦手なビギナーにも使いやすい端末と販売方法を実現・展開しています。

 6インチのモノクロ電子ペーパーを採用した『Lideo』の特徴は、まず操作が簡単な点です。初期設定では、各端末が固有のIDを持つため、メールアドレスの入力も必要とせず、箱から出して電源を入れた後、誕生日・性別の入力とパスワード設定だけのワンステップで初期設定が完了し、クレジットカード情報を入力*1すれば、すぐに電子書籍を購入し、読書ができるようになります。端末の操作は、タッチパネルだけではなく、日本語で表記されたハードウェアボタンを採用しているため、書籍の購入や本棚の確認、文字の拡大・縮小など、迷うことなく様々な操作を直接行うことができます。使い方がわからない時には、紙の「ご利用ガイドブック」を同梱しているため、インターネットにアクセスして、ヘルプを見る、などの作業が不要で操作方法をすぐに確認することができます。*1WebMoney、BitCash、三省堂書店での店頭決済にも対応しています。

 『Lideo』の最大の強みは、国内最大級の約10万冊を取り扱う、総合電子書籍ストア「BookLive!」の書籍のうち、約9万5000冊*2を本端末で購入することができる点です。株式会社角川グループパブリッシング、株式会社 幻冬舎、株式会社講談社、株式会社 集英社、株式会社小学館、株式会社 新潮社(五十音順)をはじめとした多くの出版社様のご協力のもと、最新刊から名作、過去の懐かしいベストセラー、人気の漫画に、BookLiveオリジナルの本、無料の書籍まで、端末を手にしたその日から読むことができます。また、スマートフォン、タブレット、PC向けの「BookLive!」サービスと連携することで、購入した書籍を様々な端末で楽しむことが可能です。*2楽譜等を含まず。

 また、歴史小説として人気の高い北方謙三『三国志』(13巻+別巻2巻)をはじめ、熱狂的な読者を持つ堂場瞬一『策謀 警視庁追跡捜査係』や、渡辺和子『美しい人に』、道尾秀介『龍神の雨』、佐々木譲『制服捜査』など、多様な作品を他の電子書籍サービスに先駆けて、独占先行配信します。(詳細につきましては、別添資料を参照ください)

 『Lideo』には、3Gを超えるUQ WiMAXによる通信機能を搭載しており、全国人口カバ―率*3が約93%と広範囲のエリアをカバーし、下り最大40Mbpsでの高速通信が可能です。WiMAXを利用するにあたり事前の登録は不要で、通信料はBookLiveが負担するため、お客様には請求されません。サービスエリア内では、Wi-Fi(無線LAN)ネットワークがなくてもWiMAXによる高速アクセスによる電子書籍の購入が可能になります。*3市町村の役場が所在する地点における通信が可能か否かを基に算出。

 端末はNECが供給しています。無線データ通信に対応した6インチのEインク電子ペーパー端末としては、世界最小・最軽量*4の約170g、幅110×高さ165×厚さ9.4mmを、実現しています。持ち運びやすい、片手で持っても疲れない本体に、約4GBの記憶容量が搭載されており、小説であれば約3000冊*5を格納でき、旅行や自分の愛蔵書を常に持ち運んだり、辞書を引いたりすることもできます。バッテリーは約1ヵ月、充電無しで利用が可能です。搭載されているリーダーソフトウェアは、日本で主力となっている、.bookやXMDFなどに加え、今後主力となると思われるEPUBなど、国内で使用される主要な電子書籍フォーマットに対応しています。*4BookLive調べ *5小説1冊を、1MBで算出

 端末の販売では、全国に店舗展開をする三省堂書店において対面販売を行います。『Lideo』の購入時に最低限必要な登録をその場で行うことができる等、様々なサポートを行います。その他は総合電子書籍ストア「BookLive!」での直販にて購入することができます。

 『Lideo』は、11月8日より、三省堂書店店頭、11月19日より、総合電子書籍ストア「BookLive!」にて、予約の受付を開始します。また、12月10日の端末販売開始時には、タレントのピース又吉さん、ピース綾部さんを起用したキャンペーンを展開し、より多くの方々がもっと読書する機会を増やしたい!と思う取り組みを行なっていきます。

■各社の役割
三省堂書店 :端末の販売、プロモーション
NEC  :端末の供給
UQ  :通信ネットワークの提供

■本端末発売の背景
 従来の電子書籍サービスでは、本を読むまでの設定等が難しく煩雑であったため、利用が進まないといったことが課題でした。また、当社の独自の調査により、現在の電子書籍サービスは、主にスマートフォン、タブレットで利用されており、10‐30代ではスマートフォン、20‐50代ではタブレットによって、電子書籍が利用されています。少子高齢化がさらに加速する現在の国内市場において、多読であるといわれる50代後半以上での電子書籍利用率が低く、当該世代および電子機器利用を苦手とする層に対し、「箱から出してすぐに使える」という特徴を持った電子書籍端末『Lideo』を提供することで、電子書籍市場の拡大とともに、売り上げ規模の拡大を目指します。

■電子書籍専用端末『BookLive!Reader Lideo』のターゲット

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『BookLive!Reader Lideo』の概要
12月10日発売/8,480円

※1日30分読書をした場合



株式会社BookLiveについて
 BookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念とし、トッパングループの電子書籍ビジネスを担う企業として設立されました。読者の利便性を最優先に、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に本が読める環境」の実現を目指し、事業を展開しています。また、設立以来、業界を牽引する様々な企業と連携し、新たなビジネスモデルを創出するなど、電子書籍の新たな可能性の探求を続けています。

所在地 :東京都台東区台東1-5-1
設立    :2011年1月  資本金:30億円
●電子書籍ストア「BookLive!」    http://booklive.jp/
●コーポレートサイト                     http://www.booklive.co.jp/


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