総合電子書籍ストア「ブックライブ」2021年上半期ランキングを発表!昨年圏外の『呪術廻戦』が1位

3、4位はともに「ブックライブ」発のオリジナルコミック、女性マンガの新たなトレンドジャンル作品も

 凸版印刷株式会社のグループ会社である、株式会社BookLive(本社:東京都港区・代表取締役社長:淡野 正・以下、当社)は、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて、独自に集計した「2021年 上半期ランキング」を、2021年6月25日に発表しました。(集計期間:2021年1月1日~2021年6月7日)

■ブックライブ 2021年上半期ランキング
各ジャンルTOP50 を紹介しています。
https://booklive.jp/feature/index/id/firsthalf

■1位は昨年圏外の『呪術廻戦』!アニメ放送をきっかけに大躍進!
 昨年の上半期ランキングでは総合23位も、その後10月のアニメ放送をきっかけに人気に火が付き、2020年年間ランキングでは総合6位となった『呪術廻戦』。2021年も引き続き人気を保ち、いよいよ上半期ランキングで総合1位と大躍進を遂げました。今年冬には劇場版の放映も予定されており、ますます注目度が高まります。謎の多いストーリーや個性あふれる登場人物たちの魅力に加え、主人公の高い身体能力と「呪術」という能力を組み合わせたアクションシーンには、「ほかのマンガにはない迫力がある」という読者レビューも見られました。

■3位『花嫁未満エスケープ』は「ブックライブ」発のオリジナルコミック! “結婚適齢期”を迎えたアラサー女性のリアルなストーリーが共感を呼び、web広告 を中心に大ヒット
 ブックライブ発のオリジナルレーベル「NINO」から、『花嫁未満エスケープ』が女性向けマンガとしては1位にランクイン。2020年の年間ランキングでは圏外だった作品ですが、web広告を中心に徐々に口コミで広がり、今回の上半期ランキングにて総合3位という結果になりました。
 交際6年、同棲4年目を迎えた彼氏との代わり映えのない日々にモヤモヤを抱える26歳の主人公。彼氏に、自分の27歳の誕生日よりも新作ゲームを優先された主人公は、勢いに任せて家を飛び出してしまう。そんな主人公の前に現れたのは、高校時代に付き合っていた元彼で…。「私も誰かの一番に選ばれたい」「私が選んだこのケーキみたいに、箱に入れて大切にされたいーー」など、彼氏がいながらも物足りない気持ちを抱える主人公のモノローグや、長年つきあっている彼氏の“おこちゃま”ぶりに「読んでいて痛いほどわかるところが多すぎて、自分の話かと思った…」と共感する読者レビューの多い作品です。
花嫁未満エスケープ

https://booklive.jp/product/index/title_id/10002953/vol_no/001
著者名:小川まるに
出版社:NINO
作品紹介:「結婚のこと、どう考えてるの?」って「今日の晩ご飯、どうする?」くらい簡単に聞けたらいいのにな。付き合って6年・同棲4年目を迎え、マンネリ気味の日々を過ごしているゆうは結婚になかなか踏み切らない彼氏の尚紀(なおき)にもやついていた。27歳の誕生日当日。ちょっとしたことがきっかけで怒りを抑えきれず、家を飛び出したゆうの前に現れたのは高校時代の元彼・深見(ふかみ)だった――。今彼と元彼、ゆうがしたい結婚を叶えてくれるのは……?

■4位「きみ愛」は女性マンガの新たなトレンドジャンル!主人公のヒロインが、愛のない男性と恋愛感情を交えない契約で交際関係を始めるものの、徐々に心を通わせていく「契約恋愛マンガ」が注目度急上昇
 『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』は、ブックライブのグループ会社であるフレックスコミックス株式会社と協業し、「異世界ファンタジー」ジャンルを中心としたマンガの新レーベル「COMICアーク」から生まれた作品です。2021年2月に1話が配信されたばかりの新作マンガですが、こちらもweb広告をきっかけにヒットし、『花嫁未満エスケープ』に続き総合4位にランクイン。没落令嬢の主人公が、超エリートである次期公爵に契約結婚を持ち掛けられ、「きみを愛する気はない」と言われるも徐々に心を通わせていく姿には、星野源さんと新垣結衣さん主演でドラマ化された『逃げるは恥だが役に立つ』の関係を連想する読者も多く、「むずむずキュンキュン」「(次期侯爵の)ユリウスのデレシーンがたまらない」などのレビューが集まっています。
 また、こうした主人公のヒロインが、愛のない男性と恋愛感情を交えない契約で交際関係を始めるものの、徐々に心を通わせていく「契約恋愛マンガ」はこの1年で注目を集めています。同じく10位の『ウソ婚』も、幼なじみのイケメン建築家と「嘘の結婚」から始まる「契約恋愛マンガ」で、2019年の年間ランキングで10位、2020年は圏外でしたが、今年に入ってから再び売上を伸ばし、今回総合10位となりました。
「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきますhttps://booklive.jp/product/index/title_id/20030734/vol_no/001
著者名:水埜なつ / 三沢ケイ
出版社:フレックスコミックス
作品紹介:没落貴族の令嬢、エルサのもとに舞い込んだ報せ。それは超エリート貴族、ユリウスからの求婚だった。「そんなご立派な方がなぜ私と?」不思議に思いつつも結婚を決めたエルサだが、挙式後、それまで優しく穏やかだったユリウスが豹変!「今後、きみを愛するつもりは一切ない」と冷たい声で告げてきて!? こじらせ次期公爵 × 前向き没落令嬢の焦れ焦れラブコメディ♪ 

■8位『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』、9位『転生したらスライムだった件』と、未だ人気の根強い「異世界転生もの」
 8位と9位には、「異世界転生もの」の〝レジェンド〟ラノベのコミカライズ版である2作品がランクインしました。「異世界転生もの」とは、2015年頃から小説投稿サイト「小説家になろう」から火が点いたジャンルで、現代で生きるごく普通の住人が交通事故などをきっかけに死亡し、異世界で転生して新しい人生を送るというストーリーを軸にした作品群のことです。ランキング入りした2作品は「異世界転生もの」の先駆けともいえる作品で、『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は2014年から、『転生したらスライムだった件』は2015年からコミカライズの連載が開始しました。いずれもアニメ化をきっかけに、従来のラノベファンだけでなく幅広い層からの人気を獲得し、同ジャンルの根強い人気を支えています。

■書店員すず木の注目作品&コメント
 『呪術廻戦』は昨年下半期のアニメ化より引き続きの人気で、納得の総合1位です。『東京卍リベンジャーズ』もアニメ化の影響で一気に人気が出ました。『新宿スワン』作者の和久井健先生による、不良たちの物語ですが、タイムリープやサスペンス要素といった予想外の展開に新しさを感じます。ジャンルとしては「少年マンガ」になりますが、女性の購入が4割近く、各キャラクターの男気に魅力された女性も多いようです。
 『花嫁未満エスケープ』や『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』など、物語がまだ序盤の作品もランクインしており、下半期にどう動くか注目です!!

<書店員すず木・プロフィール>
総合電子書籍ストア「BookLive!」で働くプロ書店員。2005年より電子書籍サイトの運営に携わり、年間に読むマンガの冊数は2000冊以上。「面白いマンガを多くの人に読んで欲しい」をモットーに、「BookLive!」でおススメのマンガを紹介し続けています。

特集ページ「月刊 書店員すず木」:https://booklive.jp/feature/index/id/tk_osusume

■各ジャンル別TOP10

■ブックライブ 2021年上半期ランキング
各ジャンルTOP50 を紹介しています。
https://booklive.jp/feature/index/id/firsthalf

 総合電子書籍ストア「ブックライブ」は、"いつも心に「マンガ部屋」を。"をコンセプトに、人生を豊かにする本との出会いと、心ゆくまで楽しむことができるサービスを今後も提供してまいります。

【総合電子書籍ストア「ブックライブ」について】
 ブックライブは、凸版印刷グループの総合電子書籍ストアです。2011年よりサービスを開始し、マンガ、書籍、ラノベ、雑誌など、国内最大級の品揃えを誇ります。読者の利便性を最優先に、いつでも、どこでも簡単に楽しめるサービスを提供しています。

●総合電子書籍ストア「ブックライブ」 https://booklive.jp/
●公式Twitter https://twitter.com/BookLive_PR

≪「使いやすい電子書籍ストア」No.1を獲得≫
 2020年9月「電子書籍・電子コミックに関する調査」(実査委託先:ESP総研、調査対象:20~29歳)において、「使いやすい電子書籍ストア」部門で第1位を獲得しました。

【株式会社BookLiveについて】
 BookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念とし、電子書籍ビジネスを担う企業として設立されました。読者の利便性を最優先に、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に本が読める環境」の実現を目指し、事業を展開しています。また、設立以来、業界を牽引する様々な企業と連携し、新たなビジネスモデルを創出するなど、電子書籍の新たな可能性の探求を続けています。
URL: https://www.booklive.co.jp/

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